【55歳大腸がん感想文】「がんと付き合う」がんと言葉の関係

【55歳大腸がん感想文】がんと言葉の関係 がんと日常

「がんです」がんと告知を受ける。人の感じ方はそれぞれだろう。もちろんがんの進行状況によっても受け方は違う。今回は「がんと言葉の関係」を僕の思うことをあなたにシェアしたい。

『がん』という言葉に影響を受ける。

「がん」と告知を受ければ、、、、心中穏やかでいられず、生きる希望を失うこともあるだろう。
僕も2回のがん告知は精神的にこたえたことを覚えている。
僕の場合は最初のがん告知よりも再発時の方が大きかった。
「再発の疑いがある」という言葉を聞いて、、、モヤモヤ、、、ぐぅ~と胸を締めつけられ、どんよりと沈んでいくような感覚であった。

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がんによって生きる希望を失うのか?

再発告知の時、「何が」自分を沈んだ気持ちにさせたのか、、と。改めて考えてみた。

僕が思うに、
がんという病に気持ちが沈んだワケではなく「再発」という『言葉』に気持ちが沈んでしまったように思う。自分はがん罹患者であるということは分かっていること。あらためて僕が「がん」であることには驚くことはないように思う。

患者は医師の言葉に元気をもらう。

「がん」になるとがんに関わる情報や言葉、本などが目に入るようになる。
これはブルーという色を意識すれば、ブルー色が目立って見える現象と同じである。
がんに全く関わりのない人であれば「がん」という言葉に反応することは少ないだろう。
自分ががんに罹ったゆえに「がん」という『言葉』を知らずと意識し情報として入ってきてしまう。
それは良い情報ばかりでなく、悪い情報も当然に入ってくる。
また、ドラマや映画の主人公が病によって亡くなってしまうストーリーも、自分とラップさせてしまい気持ちが沈んでしまうようなこともある。

【55歳大腸がん感想文】がんと言葉の関係

色々気持ちを落ち込む原因はあるが、僕がもっとも影響があると考えるのは医師の言葉であると思う。医師は事実を伝える必要がある、しかし患者の気持ちを楽にしてあげるのも医師の務めのように感じる。医師にネガティブな雰囲気や言葉があれば「がん」への受け取り方はより大きくなるに違いない。
幸い、僕の主治医はネガティブな言葉はなく、いつも前向きな言葉を使ってくれていた。
最初のがん告知時も「心配しなくていいよ、任せて」と明るい言葉で言ってくれたことは、僕にとって生きる希望になった。

医師の言葉だけに影響があるワケではないが、
「がんによって生きる希望を失うのでななく、言葉によって生きる希望を失ってしまう」ように思う。

「がん」に関する情報や言葉からなるべく離れること。
これもがんと付き合う上で大切に思う。

   

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